通販会社は、この10年ほど、必死にWebでの注文を取るために必死に活動をしてきました。
Web上で新規顧客を開拓してきました。
僕も、セシールにいたときは、
Web受注率は、どれぐらいですか?
と、よく聞かれたものです。
しかし、Web経由での売り上げが増えることは、非常に危険なことでもあるのかと感じます。
Webのお客さまは、普段からWebを見ています。(あたりまえだけど…)
たまたま、その時は買ってくれたけど、ブランドに対するロイヤリティは非常に低い。
安い会社があれば、すぐにそちらに行ってしまう。
加えて、
Web上には、楽天、アマゾンに出品する会社など、競合がひしめいています。
リアルの世界とは非にならないぐらいの数です。
Web受注比率が高くなればなるほど、ロイヤリティの低い顧客を相手に、競争の激しい中で、戦っていくことになります。
今、総合通販企業のWeb受注率は、50%を超えているところも少なくありません。
今一度、Web以外のチャネルの重要性を見つめ直す時期ではないでしょうか。