僕は、まず最初に原価率を聞きます。
新規顧客を計画的に取っていかないと、ダイレクトマーケティングは成り立たないからです。
物販の場合、原価率はビジネスのやり方を左右する重要なファクターです。
そして、原価率次第で、広告費が決められます。
原価率が50%の場合、いくらダイレクトマーケティングでも、
相当な規模がないと広告費はそこまで出せません。
粗利益50%から、システム費、人件費、雑費、在庫処分コストなどを考えると、
広告費に避ける割合は、10%も難しいでしょう。
しかも、新規顧客獲得のための広告費を考えると、もっと少なくなります。
よく、PRとかをうまく使えば、という人がいるけど、
PRは水モノだし、それを計画に見込むことはできません。
PRの効果も織り込んで、計画を立てているとすると、それはビジネスとは言えません。